慶應SFC飯盛ゼミに参加&キャンパス周辺ツアーを行いました。
ゴールデンウイーク中のゼミは少し日程をずらして、慶應義塾大学総合政策学部飯盛義徳研究会に参加させていただきました。昨年に続いて、二度目の合同ゼミです。
せっかくSFC(湘南藤沢キャンパス)まで足を伸ばしたので、ゼミ開始前に集合しツアーを実施。
キャンパスに隣接した敷地にある起業支援&SFC生のパーティルーム(?)の場「かまぼこハウス」集合、(たまたまその場にいらした)宮垣研の水戸さんにSFCの概要をうかがいました。突然なのに、ありがとうございました。
ツアーの案内してくださったのは、SFC在学時代から大学と周辺地域のつなぎ役として活躍されている原さん。
鯉のぼりの飾られているかまぼこハウスから出発。キャンパス内からスタートするのがツアーの定石ですが、今回はいきなり外へ向かいます。
遠藤地区を歩き、農的空間のポテンシャルや課題などをうかがいました。写真は、学生が地域の方から借りている畑。キャンパス内にこもっている学生がほとんどですが、一歩外に出るとまだまだ幅広い可能性が残されています。
相鉄線延伸が実現すれば、大きく変貌していく可能性の高い地域。願わくば他所と同じような駅前開発ではなく、農的空間と大学と病院のある湘南台ならではの地域づくりが、大学や地域の連携によって進められることを望みます。
看護医療学部の裏にある竹林の前で。綺麗に手入れされた竹林でした。そして、キャンパスのすぐ裏手に、こんなに静かな自然環境があることに驚きました。
キャンパスに戻って、SBC(Student Build Campus)を駆け足で見学。大きなレーザーカッター、それで制作したベッドなどを見せていただきました。
SBCを出て教室へ!
合同ゼミでは、坂倉は居場所づくりに関する講義をしつつ、飯盛研と坂倉研の学生が混じりながらグループディスカッション。今回は、単に地域の居場所を紹介するのではなく、それをどう生み出し育てていくのかという実際のアクションについて、「地域の日常への介入」という視点からお話ししました。居場所づくりは、イベントやお祭りを実施するのと違って、地域の日常風景や常識的なふるまいをちょっとずつ変えていくアクションです。だから、日常レベルのちょっとした変化が連鎖的におこる仕掛けは大事になります。その可能性と難しさについて、自分のこれまでの実践を事例に取り上げながら話してみたのですが(このテーマで話すのは、私もはじめて)、課題解決型・アクションリサーチ型の飯盛研だからこそお話できたテーマです。ぜひプロジェクトでは精一杯できることにチャレンジしてみてください。
快く迎えいれてくださった飯盛先生はじめゼミ生のみなさん、ありがとうございました!