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人と人とのつながりから、新しい社会を創発する。

 社会的孤立が進行し地域課題が複雑化した現代社会では、生活者一人一人の利便性を最大化するのではなく、つながりをつくることによって自由で安心な生活環境を実現する「コミュニティによる価値創造」が不可欠です。東京都市大学坂倉研究室・コミュニティマネジメントラボは、人と人とのつながりを通じた新しい社会の創造のため、社会的相互作用の視点からさまざまなコミュニティの形成過程を解明するとともに、コミュニティのプラットフォーム設計の実践的な手法を開発しています。

コミュニティマネジメントとは?

 これからの社会に向けたコミュニティの構築が必要とはいえ、人間同士の関係を意図的につくりだすことはできません。関わりとは自発的なものであり、他者から強制されるものではないからです。そこで重要になるのは、人々が本質を語り合い、相互に助け合い、自由にアイデアを出し合い結合させていくことのできる場=協働のプラットフォームです。関係性そのものをつくることはできませんが、参加する人々が安心して関わり合い、本領を発揮して活躍できる場の設計は可能です。

 コミュニティマネジメントは、こうしたプラットフォーム設計の視点から、そのときどきのコミュニティの状況を分析し、最適なコミュニティ形成手法を立案・実施するための実践的な学問です。強いつながりだけではない、現代社会にふさわしい関係性を生み出すための「間の社会技術」といってよいかもしれません。本研究室は、コミュニティを生み出していくためのプロセスと手法を研究するとともに、これからの地域や企業に求められるコミュニティマネジメントの人材の育成を目指しています。

アクションリサーチとプロジェクトベーストラーニング
実践を通じた研究と教育

 本研究室では、アクションリサーチ/プロジェクトベーストラーニング(PBL)の手法により、実践的な研究・教育を行います。実際のフィールドで多様なステークホルダーとともにコミュニティプロジェクトを実施し、またシステム×デザインやサービスデザインの手法を用いた現状分析と課題解決策、質的研究手法による評価・分析を通じて、地域や企業の新しいコミュニティプラットフォーム提供の方法論と、その裏づけとなる理論を探求します。

 現在の主要なテーマは、 1)東京ローカルのまちづくり、2)持続可能な地方のためのインターローカルな交流デザイン、3)コミュニティサービスによる生活価値創造。地域の現代的課題に対応する、実践的で先端的な研究に取り組んでいます。