3週目の自主オンラインゼミは湯河原をフィールドに


春学期開始前の自主ゼミ期間の3週目。今日も午前中は卒論ゼミ。午後は全体のゼミを実施しました。


16時からの全体のゼミの前に、3年生だけが集まり交流タイム。オンラインで進行し、4年生も他の学年の学生も参加する形態になっていることから、3年生同士が知り合い、関係を作っていく時間が必要と考え。


ちょっとしたワークを実施。


お互いの持ち味を理解し合う良い機会になりました。来週以降も行なっていく予定。


今週のゼミは、湯河原をフィールドに。先週に続いて、2年生や1年生、高校生も参加。さらに湯河原から、伴先生、よまるちゃん、居場所の参加者の方々も参加してくださり、今週も大人数に。総勢38人。オンラインだと、コミュニケーションの手応えが得にくいのも事実。なので、発言している人以外がうなづきやジェスチャーで反応を示すこと、チャットを使って要点をピン留めしたり本論ではない傍流の情報交換をすることで、場があたたかくなり、対話が深くなることも、共有の技術として身についてきました。それぞれの画像下の名前を変更し、たとえば学年などを入れておくとそれだけで話もしやすくなります。


オンラインのゼミの進行にも随分慣れ、手際よくチェックインをしたのち、伴先生からプロジェクト概要の紹介。


続いて、事務局長のよまるちゃんからオンライン居場所を1週間運営しての変化や気づき。


湯河原に移住して子育てされているもろさん、湯河原出身で東京在住のじゅんさんの声を聞き、居場所の大事さが共有されました。特に、学生の心を打ったのは、子どもには可能性があるが、必ずしもそれを十分に活かせる環境にいる子どもだけではないこと。大学生が関わることで、可能性に気づき、未来が変わっていくということ。


後半はグループに分かれ、「私たちが湯河原の子どもたちにできること」を議論しました。今回はアイデアを出しやすいように、学年ごとのブレイクアウトルーム。


最後は、グループごとの内容を全体で共有。活動を通じた子どもたちとの関わりを聞いて、涙が出てきたという感想を語ってくれる学生も。深い議論とじんわりとあたたかさを感じられる良い研究会になりました。