子どもたちに届けたい学びとは? 湯河原の居場所で多世代共創塾を開催。


2018年4月7日、新年度はじめての多世代共創塾は、「子どもたちに届けたい学びとは?」をテーマに開催。甲斐慎之助さん(SFC2年)のMOP、赤木亮太さん(SFC修士1年)のb-Labその他の取り組みを中心にお話をうかがい、対話を行いました。


学生は、10時半集合。新しく3年生になり坂倉研に入ったメンバーも多数参加。まずはチェックインをして、気持ちを共有します。


11時から通常の開所になるので、学生スタッフ同士で準備や対応の打ち合わせ。居場所の運営に慣れた上級生が指導してくれます。


お昼の味噌汁を準備するチーム。


外で遊ぶ子も中で遊ぶ子もお昼に集まって、昼食の準備。


初めての居場所体験の学生もいましたが、味噌汁が無事に完成。


持参のおにぎりとお味噌汁でお昼ご飯です。


13時から、2階で集まって、多世代共創塾がスタート。この日の進行は、山田貴子さん(やまちゃん)。


3〜4人でチェックイン。学生以外に、地域のいろいろな世代の方々も参加してくださいました。


子どもも混じって、楽しくチェックイン。


最初に話をしてくださったのは、甲斐慎之助さん。慶應SFC環境情報学部の2年生。MOP(My Own Place)という、お寺で子どもの居場所づくりと学習サポートをしている学生団体の活動を紹介していただきました。


お話の後は感想をシェアして、活発な質問やディスカッション。


二人目の話題提供は、赤木亮太さん。同じく慶應SFCの大学院、政策・メディア研究科の修士1年生。文京区にある中高生向け施設b-labでのフロアキャストや学生職員としての活動、イスラムのインターナショナルスクールでの体育の先生としての経験をうかがいました。


赤木さん(右)。


お話をうかがった後、「子どもに届けたい学びは?」を議論。


みんなで共有しました。


参加していた子どもは、居場所でどんなことを学びたいか、を話してくれました。


地域の方は、湯河原の海や山など豊かな自然を生かした学びの体験をして欲しいと力説してくださいました。


みんなの想い。


一旦休憩。デュエマの強い高校生のお兄さんが来てくれたこともあり、盛り上がる子どもたち。


夕方からは、主に学生スタッフで、今年の居場所の運営ついての相談。まず、伴先生、やまちゃん、坂倉から今年の計画についての投げかけ。今年は、これまでの、みんなが「ありのままの自分」でいられる居場所づくりに加えて、やりたいことを諦めずにチャレンジできるための学びの場づくりにも着手することに。それをどのように進めていくか、大事な話し合いです。


不安や懸念、やりたいことや得意なことなど、話し合いました。


想いを話し、聴きあいます。


ひとことずつチェックアウトして、今日は終了。この後も、それぞれやりたいことや、具体的な活動の相談、そのために整理しておかなければいけない日々の業務などについて、そこここで議論が広がりました。

今年度の居場所の展開が楽しみです。