「根拠ある妄想」が地域の未来をつくる?:夏合宿@置賜2017レポートその2

フィールドワーク2日目。いよいよ午後から公開ワークショップです。

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午前中は、宿で各チームそれぞれ準備。昼食後に出発です。


バスに乗り込み、会場へ向かいます。


再び、東沢活性化センター。


一般の方も参加して、13時からの公開ワークショップが始まりました。テーマは「東沢地区の未来を考える」。幸恵さんの「妄想」に共感した学生が、それを加速させるため「根拠ある妄想」をいろいろな角度から提案し、地元の方々との対話につなげていこう、という企画。


挨拶などの後、坂倉からもゼミの紹介と、つながりによる資源の資源化についてミニレクチャー。


ちなみに、このワークショップの進行は全てゼミの学生が行いました。アイスブレイク担当は、こんぶ。


サイレント誕生日。ジェスチャーだけで、誕生日順に大きな輪に整列するというアイスブレイク。


同じ誕生日が続出。なかには、3人が同じ誕生日という珍しいケースも。


続いて、グループに分かれて自己紹介など。各グループ、ゼミの学生と地元の方々の混成チーム。ワークショップデザインチームのメンバーも一人ずつ入り、進行をサポートしてくれました。


いよいよ、ワークショップの本番。大きな流れについてのガイダンス。


話し合いの前に、学生チームからの発表。


3年生も4年生も協力して、準備した資料やアイデアをプレゼン。


チーム2が描いたアクティビティのイラスト。


その後は、各グループで提案づくり。


コンサルのような形で学生が提案するというよりは、学生の発表を通じてよそ者・若者の視点から地域の資源を見直すことで、地域内外の新しいつながりを見つけていこうというのが狙い。だから、ダイアログの時間がとても大事です。


学生と地元の方々が協力して、発表の準備を行います。


ワークの途中で、おやつも準備していただきました!


頭の疲れてくる絶妙なタイミングでいただいた美味しいおやつに、皆さん気持ちが弾みます。


最後に合計7グループからの発表。


地域の豊かな資源や人材を生かして、いろいろな人が訪れ、交流できる場所をつくろう、といったアイデアが多く提案されました。


幸恵さんからコメントをいただき、ワークショップは終了。
この地域に若者にもっと来て欲しいという学生からの提案は、都市部に暮らす若者にとって、四季折々の自然に触れる機会が深いニーズなのだろうなと思ったり、「自然がいいだけじゃなく、人がいい」という指摘から置賜の良さの本質に気づかされたり。この地域の自然や素晴らしい地域活動と、地域外のいろいろな人とが混じり合う「縁側」的な場所が開かれたら、本当にいろいろなことがつながり、動いていきそうでワクワクしました。「縁側」的な場所は、幸恵さんの「大舟ワンダーランド」かもしれないし、廃校になった小学校を生かしたゲストハウスかもしれないし、空き家を生かした民泊かもしれません。単に観光客を増やすのではなく、地域にいろいろな接触機会が増えていくことが大事だなと思います。
地元の方からも、学生との交流が楽しかった、頭が活性化したという感想が聞けてよかったです。


参加者全員での記念撮影。


怒涛のワークショップが終わり、ホテルに戻りって夕食はバーキュー。


なんと、米沢牛をたっぷりいただきました!


みんなで焼き、みんなでいただきます。


談笑し、ワークを振り返りつつ、労をねぎらいます。


最後は、合宿担当のまいちゃんから挨拶。花笠まつりから来ている山形式の締めを教わって終了。やっしょうまかしょ!しゃんしゃんしゃん!


最終日の午前中は振り返り。


これまでのチームの活動を振り返って、それぞれフィードバックをしました。


最後は、ワンサークルになって4日間のチェックアウト。


受け入れてくださった置賜広域行政事務組合のみなさま、地域の皆様、ありがとうございました! おしょうしな!