地域活性学会と日本建築学会、2つの学会で研究発表を行いました。
2017年9月2日(土)、同じ日に行われた2つの学会で研究室学部生が研究発表しました。2つの学会とは、地域活性学会(島根県立大学)と日本建築学会(広島工業大学)。湯河原と中町、それぞれの研究成果を発表するべく投稿していたのですが、なんと日程が重なっており、発表時間の設定によっては同時刻に行わねばならなくなる可能性もありました。幸い、同じ日ではあるものの午前と夕方にわかれたため、坂倉は両方の発表に立ち会うことができました。
まず午前中は、津守による発表。湯河原の居場所における大学生と小学生の交流がそれぞれの成長にどうつながるか、地域のなかでどのような意義があるかという研究。
他にも、大学生と子どもの関わりについての発表もあり、意見交換などもでき、有意義なセッションでした。
島根県立大学は、浜田市にあります。写真はキャンパスからのぞむ日本海。このあと坂倉は、瀬戸内海に向けて移動。五日市の広島工業大学で開催される日本建築学会へ向かいました。
セッションでは、中町のプロジェクトを発表。
コミュニティマネジメント研究室を代表して、魚住が発表。
二人とも、非常にわかりやすく自分の研究を説明し、素晴らしい発表だったと思います。今後も、毎年4年生の誰かが発表ができるよう、実践的研究を継続的に重ねていきたいと思います。今回の発表のタイトルは、以下。
○津守風吾・坂倉杏介「子どもと大学生の交流が育む『社会力』を通じた地域活性化~神奈川県湯河原町の多世代の居場所づくりの事例から~」、地域活性学会第9回研究大会、島根県立大学
○魚住知宏・坂倉杏介・川口英俊・田苗創基・吉田一居・坊垣和明「高齢者住宅の多世代交流サロンの設計とコミュニティ形成に関する研究 その2 パタンランゲージの制作を通じた産学連携のデザイン手法」、2017年度日本建築学会大会(中国)学術講演会・建築デザイン発表会、広島工業大学