地域活性学会で発表を行いました。

9月2日〜4日、小布施で行なわれた地域活性学会で、前橋の中心市街地の研究成果を発表しました。

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発表タイトルは「前橋市の中心市街地活性化におけるコミュニティ形成プロセスの研究」。昨年実施したインタビューをもとに、前橋の中心市街地の活動を担うコミュニティがどのように生まれてきたか、複数のセクターの連携事業によるサードセクターの創出という視点から考察した研究です。

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シンポジウムは、東大の小泉先生が司会。氷見の浅海さん、神山の大南さん、小布施の透さん、ブランド総合研究所の田中さんが発表。非常に濃い話題。地方創生・総合戦略は、本当に新しいビジョンをつくろう!という意識を各市町の中に広げているようです。一方であまりに早く計画をつくらねばならないため、丁寧なプロセスづくりに苦労する面もあるそう。

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同じ研究発表セッションでは、飯山高校のまちづくりの事例の発表も。高校生が発表するのは学会史上はじめて? 高校時代から地域づくりに触れてきた生徒さんたちに、ぜひ都市生活学部のことを知ってもらいたいものです。

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地域おこし協力隊の研究セッションも。

地域活性学会は、年々規模が大きくなっています。研究発表も多様になってきています。来年の開催地は、島根県の浜田市とのこと。ちょっと遠いですが、来年はぜひとも学部生に発表してもらおうと思います。