課題をどう定義するか?

プロジェクト演習B、世田谷中町チームは中間発表を終えて、最終的なプランニングフェーズに入っています。

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しかし、個別のアイデアは生まれるものの、提案の骨子はやや心もとない感じが。みんな、どのような方向性でプランを詰めていくのかで悩んでいるようです。そこで、頭を整理するためにデザインプロセスの2ダイアモンドモデルを紹介。

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これは、デザインの過程には二つの段階で拡散と収束プロセスがあると考えるモデル。はじめの四角の部分では、現状のリサーチを徹底して様々な問題や視点を広げた上で、課題をフォーカスし問題定義をする=収束することが大事。そうして設定された課題に答えるアイディエーションがここから始まります。みんなブレストはある程度できるようになったけれども、「何を解決するアイデアを出すのか」という問いの立て方は、まだまだ不慣れのようです。ここは論理的思考のほかに常識をひっくり返す飛躍も必要なフェーズ。しかし、ここをうまく乗り越えれば、必ず良い提案につながる踏ん張りどころです。

8月上旬のプレゼンに向けて、がんばりましょう!