都市生活学部専門科目「コミュニティデザイン」開講


都市生活学部の専門科目として開講されている「コミュニティデザイン(旧・コミュニティマネジメント)」、今年も7週無事に終了しました。毎年、ホットなコミュニティデザインの話題を扱い、ゲストにお越しいただくオムニバス形式で開講しているこの授業ですが、外部の講師のほか、できるだけ学生にも発表してもらいたい、ということで、ほぼ毎回、坂倉研メンバーによる事例紹介の発表を行いました。コミュニティデザインというと、大学生とは異なる立場の人たちが専門的にやっている仕事、と思われがちですが、大学生は大学生、住民は住民の立場で地域や暮らしを「デザイン」することができる。そういう意識を持ってもらいたい、という想いで。

今年のプログラムは以下の通りでした。

1. コミュニティデザイン&マネジメント概論 6/12
・コミュニティデザイン&マネジメント概論(坂倉)
・15分都市とおやまちリビングラボ(坂倉)
・コミュニティデザインのプロセス(醍醐孝典さん Studio L)

2. 観客からプレイヤーへ! 住民参加のまちづくりのこれから 6/19(坂倉オンライン)
・おやまちプロジェクトと商店街のトランジション(高野雄太さん おやまちプロジェクト)
・世田谷の住民まちづくり(菊地直人さん トラストまちづくり)
【事例】TaTaTa Café Laboratory(坂倉研:ひさぎ、佑美、萌衣など)
進行:天野浩史さん(坂倉研博士課程/静岡大学)

3. 地方と都市をつなぐコミュニティデザイン 6/26
・島根県海士町:海士町の関係人口経営(青山達哉さん 海士町役場)
【事例】地域と出会う関係性のデザイン
 「わかまちプロジェクト」のみなさん(坂倉研:圭輔、華穂、かりん、佑美など)

4. 創造性を引き出す都市のオープンスペース 7/3
・暮らしの実験室 西千葉ハローガーデンの取り組み(西山芽衣さん マイキー)
【事例】ハッピーロードのリビング化プロジェクト(佐々木幾代さん、坂倉研:佳乃、永愛)

5. ユーザーとともに価値をつくりあうデザイン 7/10
・玉川野毛まちパークらぼ(三木裕子さん 都市大総研)
・コミュニティベイスト・コデザインとメルカリプロジェクト(草野孔希さん メルカリR4D)
【事例】失敗服を語り紡ぐプロジェクト(坂倉研:萌々子)

6. つながりから価値を生む仕事 7/17
・共創を生み出すハラカドのコミュニティマネジメント(染谷英輝さん ファイアープレイス)
・誰もがデザインする時代のデザイン(石塚理華さん 公共とデザイン)

7. 総括 7/24 
・講義の振り返りとまとめ
・授業内レポート


授業内容のほかに、2年生の夏休みを充実した日々にしてほしい!という想いから、積極的にいろいろなフィールドの方々を紹介する授業に。初回、コミュニティデザイン概論は、スタジオLの醍醐さん。


第2週は天野さんの進行で、尾山台商店街高野さんとトラまち菊池さんの講義。


加えて、TaTaTa Café Laboratoryの活動紹介。


この授業は、slidoをつかって質問や感想のインタラクションをしているのですが、最後はそれを拾いながら全員でトーク。


3週目はオンラインで、海士町の青山さんに関係人口経営の講義。


後半は、さまざまな形で各地に関わる学生メンバーによる活動紹介。


教員も知らない活動が多く、ためになります。


西千葉ハローガーデンの西山芽衣さんに来ていただいた第4回。ソーシャルデザインを切り口に、身の回りの実践の創造性からはじまる小さいまちづくりから、公園づくり・まちのブランディングまで。


商店街のリビング化の紹介では、商店街理事の幾ちゃんも登壇してくれました。


第5回は、玉川野毛町公園とメルカリのプロジェクトから、ユーザーがつくるデザインについて。


萌々子による失敗服のプロジェクトには、受講生からの反応が多数ありました。


第6週は、ハラカドのコミュニティマネージャー染谷さんと、公共とデザインの石塚さん。


ビジネス、パブリックの領域で、これまでのマネジメントの常識を乗り越えていく試み。ディスカッションも非常に深かったです。


来年もバージョンアップしつつ、開講予定。
今年登壇いただいたみなさん、本当にありがとうございました!