春学期の提案2 タタタカフェの家具提案 最終発表
春学期のゼミ、最終日。後半から取り組んできた、タタタカフェ(タカノ洋品店のリノベーション後の仮名称)の家具・什器の提案。3チームからの最終発表を行いました。
雄太さん、成樹さんに加えて、リノベ作業を担当くださるおっきーさん(沖塩公哉さん)も参加くださいました。また、研究室に興味ある2年生も何人か見学に来てくれました。
提案は、これまでのワークショップでブレストしたアクティビティ案、さらに現地でのフィールドワークやインタビューを通じて、誰がどんな活動をするのか空間にもとめられる要件を整理し、そこで活躍する移動式家具を提案するという内容。現状とリノベ後の両方をみながら、使われ方と使い手がどう広がるのかを想像しながらの提案は難しかったと思いますが、手探りのなか、3チームとも熱心に現場に足を運び、魅力的な提案をしてくれました。
こちらのチームが自信を持って提案してきたのは、やりたいことがあふれだす天秤。
模型もしっかりつくってきてくれました。が、提案はこれだけ!という思い切った内容。非常におもしろいけど、仕事を取りに行くつもりは全然感じられないといういさぎよさ。よいプレゼンでした。
どのチームも要件整理は苦労しながら、しっかり検討してくれました。なんとなくよさそうなものを提案するのではなく、本当にどんなニーズがあるのかを理解した上でデザインすることができれば、いろんな仕事に応用できます。
このチームの提案は、「タタゴン」。いろんなワゴンを作って自由に動かすという魅力的な提案。
モックアップなどもつくり、かなり具体性の高い提案でした。
こちらも、実現できるし便利そうな提案。キューブ状の家具を用意するというもの。モックアップや模型をつくり、現実性のあるデザインになりました。
最後は、施主である美恵子さんからのコメント。
春学期の授業はこれで終わりになりますが、夏休みはいよいよ本格的にリノベーションがはじまります!