つながりが私たちの暮らしを豊かにする 人と地域をつなぐ事業のシンポジウムを開催


2020年2月22日(土)、「つながりが私たちの暮らしを豊かにする」と題して、置賜の「人と地域をつなぐ事業」のシンポジウムを開催しました。今年で丸4年となる「人と地域」の事業(合計7年の計画のちょうど折り返し)のこれまでの活動を報告し、あらためて地域を豊かにするつながりとは何かを深めることで、地域内外の人との関わりによって暮らしをどう豊かにしていくかを考える場です。会場は、高畠町の「ひろすけホール」。木材をふんだんに使った居心地良い会場でした。


80名以上の方が集まったシンポジウム、総合司会は、人と地域をつなぐ事業4期生のお二人。ナガレさんとちゃんゆか。素晴らしい進行でした。


置広の齋藤拓也さん、地域活性化センターの前神有里さんから、この事業のこれまでを紹介。都市大コミュニティマネジメント研究室や、港区のご近所イノベーション学校とのつながりがひろがっていることも説明。会場の受講者からも、事業への参加によって実感した変化など感想もいただきました。


基調講演は、ソトコト編集長の指出一正さん。各地で広がる「関係人口」的な暮らしのふくよかさについて、多くの事例を紹介しながら解説していただきました。


進行はところどころ、フロアの方々同士の対話を含めて。最後は、つながりによる暮らしの豊かさについて深めました。高畑町での開催にもかかわらず、東京から港区の事業参加者は坂倉研の学生などが参加、また全国各地から多様な人の交わるとてもよい関係人口を感じる時間でした。


東京からの参加者はこの後、飯豊町でたっぷりと雪遊び。坂倉研の学生は翌日、夏合宿でお世話になった信夫町のみなさんを再訪。「信夫町ガーデンフェスティバル」の様子をまとめたドキュメンタリー映像や、その日の出来事を報告する「新聞」(下を参照)を持参し、交流を深めました。