ウェルビーイングを日本視点で考える。Bound Bawにレポートが掲載されました。
2018年3月11日に芝の家で行われた研究会の様子を、世界中のアートサイエンスに関する最新動向をレポートするWebマガジン「Bound Baw」に掲載していただきました。
記事はこちら。
→ウェルビーイングを日本視点で考える。ドミニク・チェン、石川善樹らの参加する研究会レポート
以下は、当日の様子です。
研究テーマは、「日本的well-beingを促進する情報技術のためのガイドラインの策定と普及」。昨年のamuでの研究会に続いて2年目の実施です。
進行は、ドミニクさん。グラフィックレコーディングは、清水淳子さんにお願いしました。
今回は議論の密度を上げるためにクローズドなミーティング。最初の報告は、石川善樹さん(予防医学研究者)。
続いて立命館大学の飯田豊さん(メディア論)。
日和悟さん(同志社大学)には、瞑想の脳波についての研究をうかがいました。
芝の家でのディスカッションなので、リラックスしつつ深い議論に。
コンゴにおける「ボナンゴ」という特殊なコミュニケーションについての木村大治さんのお話(京都大学大学院)。
コメントする平等院の神居文彰住職。
お昼ご飯。
この日は3.11ということで、神居住職のお話を聞き、黙祷。
東京工業大学の伊藤亜紗さんの「どもる身体」のお話。
話題提供の最後は、アーティストの会田大也さん(東京芸術大学大学院)から、YCAMのコロガル公園のプロジェクトについて。
その後は、壁一面に記録されたグラレコを貼り、コメントを書き込んでいきます。
それぞれの話題についてのフィードバックを全体で共有。
この日の議論の全体像。清水さんに感謝!
まる1日、とても充実した議論になりました。
研究期間は残り1年半。ちょうど折り返しのタイミングで実りある研究会が開催できました。みなさんありがとうございました。
この日の参加者は以下の通り。
スピーカー:
石川善樹(予防医学研究者)
飯田豊(立命館大学/現代社会学部准教授)
日和悟(同志社大学/生命医科学部医情報学科助教)
木村大治(京都大学大学院/アジア・アフリカ地域研究研究科教授)
伊藤亜紗(東京工業大学/リベラルアーツセンター准教授)
会田大也(東京芸術大学大学院/アーティスト)
ディスカッションメンバー:
村田藍子(早稲田大学/研究員)
小澤いぶき(東京大学先端科学技術研究センター/児童精神科医)
研究メンバー:
安藤英由樹(大阪大学大学院/情報科学研究科)
渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員)
ドミニク・チェン(早稲田大学文化構想学部准教授/NPOコモンスフィア理事)
青山一真(明治大学/総合数理学部助教)
神居文彰(平等院/住職)
坂倉杏介(東京都市大学/都市生活学部准教授)
加藤亮子(芝の家/事務局長)
水野裕(シティライツ法律事務所/代表弁護士)
グラフィックレコーディング:
清水淳子(東京芸術大学大学院)