まちに働きかける実践:尾山台で路上ゼミを開催。

2018年4月19日、第二週目となるゼミの日は、尾山台にて。昨年に続いて、商店街の路上でゼミを開催するというパフォーマンス。今年は、尾山台キャンプの実践を一緒に行う末繁研究室(都市プランニング研究室)と合同で開催しました。


まずは商店街の組合事務所にて、高野雄太さんに尾山台と商店街のあらましをお話しいただきました。


真剣に聞く学生たち。なぜか左が坂倉研、右が末繁研。


その後は、研究室混成の3人組になって、フィールドワーク。世田谷キャンパスの行き帰りに通ることはあっても、じっくりまちを観ることはこれまでなかった学生も多いので。


課題は、「尾山台ならでは」を探してくること。


フィールドワーク中、すでに歩行者天国になっている通りにテーブルを出し、くつろぎながら談笑。


事務所から椅子を借りてきて、ホワイトボードを設置。マイクの準備をしてゼミをスタート。


グループごとにフィールドワークの報告。


通りがかりの人が興味深そうに覗いていきます。


雄太さんや知り合いの学生に気づいて手を振って通り過ぎる人や、学生と話し込む地域の人も。地域の方々からは、いいねこういうの、もっとやればいいのになど好意的な意見がほとんど。うちの店の前でもやってという要望があったり、なんと「去年もやってたね」と覚えてくれていた人がいたり。尾山台のあたたかさと地域力を実感しました。ホワイトボードに「都市大オープンゼミ」って書いてあるだけで、みんな(なぜか)納得してくれるのも、地元の大学だなあと感じられるポイント。


散歩中に立ち話をしたり。こうしてみると、普段は自動車や自転車、足早に通り過ぎる人の多い通りですが、立ち止まったり、腰掛けたりしてコミュニケーションする空間でもあることが実感できます。せっかくなので今後は通りがかりの人とも話ができるような工夫をしていきたいところ。小さくとも地域の人たちの意識や関係性に介入していくアクションの可能性を実感した1日でした。


店の前で開催をご一緒してくれた雄太さんのおかげです。本当にありがとうございました。


ホワイトボード。話し合ったことのメモ。


歩行者天国が終わる18時までで路上ゼミは終了。この日はここで開催。


坂倉研はその後「坊ちゃん」にて新歓。3、4年生だけではなく、就職した卒業生も顔を出してくれました。


こちらはおまけ。この季節、男女問わずジージャンの学生が多いようです。