地域の多世代で学ぶ・楽しむ OYAMACHI今昔写真のワークショップを開催。


2018年3月18日、尾山台小学校にて「OYAMACHI今昔写真のワークショップ」を開催しました。尾山台付近の古い写真を集め、その場所に足を運んで「今」の写真を撮影することで、まちの歴史やこれからを考えるワークショップです。小学生とその父母、大学生、商店街や町内会の方々など、地域の様々な世代・立場の人たちが一緒にまちを語り、考える場になりました。


尾山台小学校・渡部校長からご挨拶。このプログラムは、尾山台の多様な人が学び・つながる「OYAMACHIプロジェクト」の一環です。


進行は、神武先生。機材の提供やワークショップデザインは、慶應義塾大学大学院SDM研究科の神武研究室のみなさんが中心。都市大生も一緒に準備しました。


参加した都市大生は、学年や学部、所属研究室もまちまち。


また、グループ分けなどの担当は尾山台小学校の6年生のみなさんが担当。スクールコーディネイターの石原さん、酒井さんにもご尽力いただき、いろいろな世代の人がそれぞれできることを持ち寄ってつくるワークショップになりました。


多世代で構成されたグループにわかれ、まずはアイスブレイク。1分間で自己紹介。


9つにわけたマスそれぞれに答えを書き込み、それを使って話をします。初対面でも、無理なくコミュニケーションできるワークです。


神武先生より、本日の流れを説明。


11時すぎに、早めのランチ。ご飯を食べながら、このあとのフィールドワークの計画を立てます。


グループのミッションは、グループごとに配られた古い写真が撮影された場所に赴き、スマートフォンで位置情報つきの写真を撮影してくること(あとでウェブ上の地図にプロットするため)。また、経路情報の記録できるデバイスも活用しました。


小学生からシニアまで混じったグループは、なぜか親戚の集まりのような雰囲気です。


いざ出発!


グループごとに、写真を頼りにまちに散らばって行きます。


この方は、SDMの大学院生。レスリングのチャンピオンということで、小学生からも人気。


このグループは、商店街で昔の写真の場所を探します。


写真と見比べて、変わったところ、変わらないところを確かめます。


できるだけ昔の写真と同じアングルで撮影。


お店に入って、まちの様子の聞き取り調査も。


2時間弱、グループで知恵を出し合って写真の場所を探し、撮影。再び小学校に戻ってきました。撮影した写真を確認しているところ。こういったところは、大学生が活躍します。


次の作業は、撮影した写真をもとに、壁新聞をつくること。何を撮影したか、どんなことを考えたかをレポートします。


グループで作戦を考えます。


新聞づくりは、小学生が主役!


5つのグループが、順に発表します。


右の古い写真に写っていた男の子の「いま」(左の写真)が撮影できた!というグループ。


するどい質問や、楽しい受け答え。


大学生がサポートしながら、個性的な新聞ができました。


終了後は、振り返り。呼びかけ人と学生を中心に、今後に向けての話し合いを行いました。

OYAMACHI今昔写真のワークショップは、今後夏休みにかけて本格的に進めていく予定です。