芝の家にて「人と情報のエコシステム」研究プロジェクトをキックオフ!
JST/RISTEX(社会技術開発研究センター)の研究領域「人と情報のエコシステム」に採択され、昨年11からスタートした研究プロジェクト「日本的Wellbeingを促進する情報技術のためのガイドラインの策定と普及」の芝の家におけるキックオフ的な集まりを開催しました。
今回は「コンピュータとの幸せな付き合い方?」と題して、私たちの課題意識やプロジェクトの紹介し、この2月〜3月に行った国内外の調査結果を報告。平日夜にもかかわらず、20名以上の方が集まってくださいました(なんと中学2年生から81歳まで。多世代!)。非常に嬉しい!
まずは安藤先生から、研究概要の紹介。
安藤先生、淳司さんと一緒に開発してきた「心臓ボックス」を体験してもらっているところ。
ドミニクさんからカリフォルニアとシドニーの調査報告。私は、神山町での取り組み紹介とインタビュー結果をレポート。まったく別の調査先ですが、今後の社会に本質的に必要とされる価値や、人間はどのようなときに嬉しくなるのか、といったことたちは、びっくりするくらい呼応することが多く、きっとこのテーマを掘り下げたところに大事なものがありそうな手応えを感じています。
最後はみんなでディスカッション。
このプロジェクトでは今後、芝の家を拠点に、情報技術がどのようにコミュニティのウェルビーイングを向上させるのか、初期段階からユーザーが参加する開発が可能かどうかなど、定期的にワークショップを開催しながら議論を重ねていきます。これからの展開がとても楽しみです。