久しぶりに尾山台のフィールドワーク&ホコ天ゼミ

第2週目、4月22日のゼミは尾山台のフィールドワーク&ホコ天ゼミ。緊急事態宣言によって来週から再び授業がオンラインになる直前、ギリギリ屋外でのゼミ活動ができました。ホコ天ゼミは2年ぶり。聞こえてくる生活の音や匂い、通りの微妙な起伏、遊びまわっている子どもたち、いろんな世代の顔見知りとの挨拶や雑談。こういうふうにまちの経験を共有すること、本当に大事。新3年生が「家でオンラインで受ける授業とすごい違う」と素朴な感想。そりゃ、違う。けど、自宅でモニタごしに得る知識だけが学びだと思い込みがちになるのがいまの大学の現実。身体をともなう学びをどう実現するか、ますます大学教育に求められる課題です。例年はこのあと、坊ちゃん(尾山台のお好み焼き屋さん)で懇親会をするのだけど、それはさすがにできず残念。飲み会したい、ということではなく、ゼミというフォーマルなコミュニケーションの場とは違うカジュアルな関係性があると、その落差のなかで関係が深まるというのは確実にあって。それをどうつくっていくか。課題はつきません。


この日は、まずいつもの教室に集合し、雄太さんから尾山台と商店街のレクチャー。


尾山台に移動してフィールドワーク。3月に作成したビジョンブックの、おやまだいらしい価値観を読み込んで、そうした目でまちをあらためて眺め直してみます。


13の価値観があるのとで、ぐっとまちを見る目の解像度が上がったように感じます。


ホコ天でフィールドワーク結果をシェア。例年よりも密集せずに。