おやまち部と考える子どものウェルビーイングリテラシーWSを準備室で。


まだまだ準備中のおやまちリビングラボ準備室ですが、少しずつ使い方の可能性を広げています。この日の午後は、慶應SFCの授業「地域協働とフィールドワーク」を準備室から配信。フィールドワークがテーマの授業で、例年学生グループがそれぞれの地域でフィールドワークを行っていましたが、今年はオンライン開講。


そのため、少しでもフィールドの空気を届けようと、準備室からおやまちプロジェクトの紹介を。2名の学生有志も現場から参加してくれました。


夕方は、おやまち部。尾山台の中学生と一緒に、まちでやりたいことを実践する「部活」です。この日は、ウェルビーイング研究チームが進める「子ども向けウェルビーイングリテラシーワークショップ」の研究の一環で、一緒にワークショップを行いました。


導入は、心臓ピクニック。その後、ウェルビーイングって何?というお話、それぞれにとってのウェルビーイングを考えるワークを。「中学生」のウェルビーイングは、もちろん大人とは違うわけですが、小学生とも大学生とも違うその年代に特有のものなんだなあと改めて大きな気づきを得られました。毎年毎年体は大きくなり、知識や技術も増えて、できることが増え続けている。一方、アニメやゲームといったファンタジーの世界に入り込む想像力も持ち合わせ、そうした実感のなかで、去年できなかったことができるようになっていく達成感や自分の成長、物語の世界観を楽しむ時間など、彼/彼女らの充実した手応えに触れさせてもらえた感じでした。今後は、中学生向けのウェルビーイングリテラシーツールを考えていくつもり。


こんな感じで準備室を開けていると、顔見知りが久々に覗いてくれたり、店先の立ち話がはじまったり、おやまちの「新しい生活様式」が生まれそうです。