湯河原の新しいライフスタイルに向けた移住政策を町長に提案。
2020年10月23日、湯河原町の防災コミュニティセンターにて、春学期から取り組んできた「湯河原の次世代のライフスタイルに向けた移住政策」の提案。冨田町長以下、横断的な部署の課長級クラス以上の職員の方々に向けて、学生がリサーチし構想した「湯河原町らしい移住政策」について発表させていただきました。
冒頭は、冨田町長の挨拶から。
移住政策の提案の前に、最近少しずつハイブリッドで開所し始めたゆがわらっことつくる多世代の居場所の様子を報告。オンラインの居場所の成果や宅食便の計画について、ユガラボのよまるちゃんから。
学生からも、この半年の取り組みについて発表。
政策のテーマは、「誰もが主役の移住政策」。
子ども、子育て世代、シニア、関係人口という4ターゲットをメインに、新しい滞在型拠点とウェブサイトなど情報戦略からなる提案。
発表メンバーは、未来、小町、亜由未、純。
30分以上のプレゼンにもかかわらず、皆さんに熱心に聴いていただきました。そして発表後は、役場の方と学生が混じって座るテーブルでディスカッション。
内容について大変高い評価をいただくだけではなく、ぜひ若手職員向けにもう一度研修をしてほしい、という嬉しいオファーいただきました。
子ども支援課の石井課長からも感想。行政職員の立場では子育て環境の足りない点ばかりが目につくが、移住してきた人が湯河原の子育てのしやすさを評価しているという声を聞けて良かったというお話など。
今回、学生の発表を初めて行いましたが、こうした取り組みがきっかけとなり、まちの未来について真摯に語り合う場が増えていきそうで楽しみです。
お昼はご縁の杜にてお弁当。床材の気持ち良いワークショップスペースの見学中、つい寝そべる学生。
何人かは午後も残って居場所の開所。手触り感のある地域との関わり方が、ちょっとずつ戻ってきた感じです。