置賜・人と地域をつなぐ事業がスタート。夏合宿の下見も兼ねて。


2017年6月24日・25日は、山形県置賜地方へ。

昨年度からご一緒している、置賜広域行政事務組合が主催する「人と地域をつなぐ事業」の初回講座のために。前日は、昨年の受講者である幸恵さんのご両親のお宅を訪問。川西町の美しい里山景観の残る農家です。


奥に母屋が見えますが、見渡す限り、幸恵さんとお父様の土地。山あり川あり田んぼあり、この豊かな資源を活かして、持続的な地域につながる交流の場ができないか。という幸恵さんの想いの後押しを夏合宿のテーマにすることに。


母屋の隣に残る「お行屋(おぎょうや)」は、むかし成人する前の若者が身を清めるために篭った小屋だそう。民家の敷地に残っているのはかなり珍しいのだとか。


翌日は、米沢のコワーキングスペース「スタジオ八百萬」にて初回の講座。


新しい地域のつながりと活動を生み出していくためには、新しい集まり方、新しいつながり方を触媒する場が不可欠。「スタジオ八百萬」は、米沢の未来を生み出す拠点。写真は、そのマスターの山田さん(ネイビーさん)。


今回は、この講座のキーワードになった「ゆるふわ」=多様な人が違いを認めあえる寛容な場(ゆる)と、まだはっきりしない未来のための本質的な価値(ふわ)をもう一度共有して、これまでの人生とかこれからどう地域で生きていきたいか、などを話しました。

置賜広域行政事務組合のウェブサイトにもレポートが掲載されました。
置賜広域行政事務組合ウェブサイト

次回は夏のゼミ合宿で訪問予定。どんなフィールドワークができるか、非常に楽しみです。