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If you want truly to understand something, try to change it.

 
 研究室のモットーは、”If you want truly to understand something, try to change it.” ドイツの社会心理学者クルト・レヴィンの有名な言葉です。「本当に何かを理解したいなら、それを変えてみなさい」という意味。坂倉研究室コミュニティマネジメントラボでは、アクションリサーチ/プロジェクトベーストラーニングを基本に、実践的な研究と教育を行っています。大学だけにとどまらず、実際に社会の多様な人とのプロジェクトを通じて、コミュニティマネジメントの実践的な知見を生み出していきます。

研究プロジェクト

ゆがわらっことつくる多世代の居場所プロジェクト(湯河原町)
 JST/RISTEX(社会技術研究開発センター)に採択された、慶應義塾大学「未病に取り組む多世代共創コミュニティの形成と有効性検証」プロジェクトの一環で、子どもからお年寄りまで地域の多様な人とともに具体的な「居場所」をつくるプロジェクト。子どもや近隣住民とともに「放課後リノベーション」を通じてつくった居場所は、2016年11月にオープン。学生とともに週に2〜3日開室し、自分らしく安心していられる居場所づくりと地域のコミュニティづくりに取り組んでいます。
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東急不動産グランクレール世田谷中町コミュニティサロンプロジェクト(世田谷区中町)
 東急不動産が開発するシニア住宅グランクレール世田谷中町の多世代交流サロンの空間及びプログラムデザインを学生参加で実施。2017年7月のオープン時にはセレモニー「なかまちたねまき」を実施、その後も、様々なイベントやワークショップを学生主体で実施し、入居者と地域をつなぐコミュニティデザインを行っています。
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サードプレイスを活用した集合住宅のコミュニティデザインの有効性検証(徳島県神山町/科研費)
 徳島県神山町に建設予定の「地域の手と資源でつくる集合住宅」(平成30年度入居開始)をフィールドに、コモンスペースがどのように入居者と地域のコミュニティ形成につながるかを調査する研究プロジェクト。将来世代につながる多様な関係性と主体的な活動生成の場の視点からフィールドワークを行う。
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OYAMACHIプロジェクト(世田谷区尾山台)
 東京都市大学が立地する世田谷区尾山台地域。商店街と小学校と連携しながら、地域の多様な世代・セクターとともに未来の尾山台を構想し、実践していきます。小学生と多世代の住民が地域を知り、対話するワークショップ、未来の商店街に向けてのホコ天の実験的活用、近隣の様々な人が集い語らうOYAMACHIサロンの開催を進めています。
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日本的well-beingを促進する情報技術のためのガイドラインの策定と普及(JST/RISTEX)
 情報技術は人間の知的作業に効率性をもたらす一方で、ユーザーの心的状態への負の影響も指摘されています。この研究は、「芝の家」などの地域コミュニティがテクノロジーをどう受容し、コミュニティの中でどのような技術開発が可能かを実験的に検証しながら、Wellbeingという指標を情報技術の開発に取り入れたガイドラインづくりを目指します。JST/RISTEX研究領域「人と情報のエコシステム」に採択された研究プロジェクト「日本的well-beingを促進する情報技術のためのガイドラインの策定と普及」の一環で実施。コミュニティとテクノロジーの共進化プラットフォームとしての「well-beingラボ」に向けた試行を行います。
wellbeing-technology.jp(研究プロジェクトのウェブサイト)
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ご近所イノベーション学校(東京都港区)
 2008年に始まった港区芝地区総合支所と慶應義塾大学の連携事業。「地域をつなぐ!交流の場づくりプロジェクト」事業の拠点として、「芝の家」(2008年〜)、「ご近所ラボ新橋」(2014年〜)を運営するとともに、2013年からは「ご近所イノベータ養成講座」を開講。「私を生かして、地域を活かす」。自分のやりたいことを地域につなげて実現する「こ近所イノベーション」活動を後押しする「東京なのにローカル」な地域づくりの学校を運営しています。
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24時間トークカフェ
 本当におもしろい先端的な地域プロジェクトは東京にはない。地方の先端事例を学び、インターローカルな交流を「24時間」続ける「トークカフェ」。都市と地方を結ぶ「ご近所イノベーション」学校のプログラムに学生が参加しています。

人と地域をつなぐ事業(山形県置賜地方)
 置賜広域行政事務組合が主宰する「人と地域をつなぐ事業」。置賜地方8市町の広域の地域づくりネットワークの形成と、これからの社会に必要となる本質的な地域づくりのあり方を探る事業。2016年度から7年間継続して人材育成とネットワークづくりを行っていく予定。
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IOOプログラムのデザインと評価
 活動の評価を、インプット・アウトプット・アウトカム(IOO)の視点から質的に評価する対話型プログラム。地域活動を行うNPOや地縁団体など、小規模でも豊かな場をつくっている活動の本当の価値を測定するツールです。

前橋ソーシャルデザインプラットフォーム(2015-16)
 アーツ前橋やまちなかの多様な交流拠点による新しい文化が生まれつつある前橋。ビジネスや自然など多様な主体のネットワークを通じた中心市街地再生の新しい形を模索しています。2016年度は、群馬大学教育学部の事業で、「まえばしアートスクール計画Bコース・まえばしまちなか誰でも場づくりコース」をコーディネイト。前橋のまちなかをさらに活性化するための拠点像をワークショップ形式で検討しました。
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東京ミッドタウンコミュニティ形成プロジェクト(2013-15)
 慶應義塾大学SFC研究所と東京ミッドタウンマネジメント株式会社とともに、東京ミッドタウンのワーカー同士をむすびつける新たなコミュニティプロジェクトを続けています。(2015年度まで)

コミュニティプログラムの実践
 展覧会やおまつりの会場内に交流空間を生み出す「ミニFM局」や「カフェ」、「モバイル屋台づくり」や地域住民も参加できるキャンパスでの「もちつき」など、学生自らが小さな新たな関係性を生み出していくコミュニティプログラムの実践。
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mochitsuki