まちゼミ開講式で講演させていただきました。

2017年6月1日は、尾山台商店街の「まちゼミ開校式」を行いました。まちゼミとは、尾山台で毎年開催されている「まちなかゼミナール」。6月はまるまる1ヶ月間、商店街の店が「教室」となり、商店主や住民の方々が「先生」となって様々な「講義」がおこなわれます。アレグザンダーの「店先学校」そのまんま、地域の方の特技が活躍できる素敵なイベントです。その開校式で、都市生活学部から末繁先生と私がミニレクチャーをさせていただきました。


開校に先だって、まずは「オッポン体操」。オッポンは尾山台商店街に住んでいる妖精。


この1ヶ月は、「校長先生」として活躍されるオッポンの就任式。


会場は、尾山台の地区会館前の広場。本当は、商店街の歩行者天国の時間帯に路上で実施予定でしたが、この日はあいにくの雨のため、こちらで開催することになりました。それでも、大勢の方に集まっていただきました。


まずは末繁先生のレクチャー。尾山台商店街の店舗を1970年代まで遡って変遷を分析。またタウン誌に取り上げられた尾山台を考察することで、商店街のアイデンティティを考えます。


坂倉からは、商店街の30年後を考えてみようという提案。人口や人口構成も変化し、Eコマースやシェアリングエコノミーなど「買い物」の形も変わります。その時、商店街は貨幣による交換の場から、つながりと活動の生まれる場になっていくのではないか、といったお話し。


幸い、雨も止んで、さわやかな気候のなかにぎやかな開校式となりました。オッポン校長は地元の人たちに人気です。


校長と記念写真。私たちも6月は、尾山台でゼミを実施予定。どうぞよろしくお願いいたします!